心を込めた贈り物 with ジューンジュエル

真珠

真珠

○PEARLS
○ ○ PERLES

真珠の生い立ち

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  自然界での真珠貝の生態はまだまだ完全には分かっていません。

  パタパタとカスタネットをたたくように、
  後ろに向かって真珠貝は泳いでゆきます。
  何百キロも移動するのではとも考えられています。

  20年くらい前でしょうか? 養殖場の桶の中で、
  母貝が産卵し、稚貝とよばれる赤ちゃん貝を育てることに成功しました。
  あこやの稚貝は初めごま粒くらいですが、
  二ヶ月で1.5cmくらいになり1年後には立派な母貝になります。
  稚貝はとっても繊細な赤ちゃんなので、大切に大切に育てられます。
  人工的に産卵させ稚貝を育てることを人口採苗と言います。

  人口採苗成功するまでは、海女さんや、ダイバーが海に潜り、
  天然の真珠貝を収穫していました。
  今でも、アラブの国々では、この方法で真珠貝を収穫している
  ところもあるようです。

  年々、海の汚れや、乱獲などのせいでしょうか? 
  天然の母貝の収穫がめっきり減ってしまいました。
  人口採苗のお陰で母貝の確保が楽になったのではないでしょうか。

  海女さんと言えば、一昔前までは、
  夫婦で小さな舟を漕ぎ、沖にでたそうです。
  妻が腰におもりのついた長い紐をつけ、
  7ひろも8ひろも10メートルくらいでしょうか? 
  酸素ボンベ無しに、すもぐりで潜って行き、
  夫は命づなをしっかり持って、舟を操作していたといいます。
  真珠貝を取ります。
  私にお話をして下さった海女さんは、3分ぐらい潜る事が
  できたと言ってとても自慢していました。

  海女さんが、水面にあがってくるとき、
  ぴゅーぴゅーと海女笛と呼ばれる息を吐きながら
  音を立て、呼吸を整えていたそうです。

  この海女笛は、高音域なので、数百メートルも届いたそうで、
  助けを呼ぶときにも使えたようです。
  真珠貝が、地上にでて初めて出会う人たちが
  愛し合い助け合っているご夫婦ということは、とても素敵です。
  あ! 真珠貝にとってはきっとそれどころではないですね。
  すみません。

  海からあがって来た真珠貝は、
  次に核を入れる手術の準備にかかります。
  核には、ミシシッピー川で取れる「ニガーヘッド」と呼ばれる
  肉厚の二枚貝を丸くくり抜いた珠を使います。

  痛みを和らげるために、麻酔のかわりのようなものでしょうか? 
  海水ではなく真水の中にしばらく浸けられます。
  半冬眠状態にして、手術によるダメージを少なくするためです。

  真珠貝のお腹の中には、パールサックと名づけられた内蔵があります。
  そこにそっと手術して核を入れて行きます。なかなか難しい作業です。

  昔、オーストラリアの木曜島ちかくにある養殖場で
  試しに10個核入れ作業をさせていただいたことがあります。

  3粒だけ収穫できました。これは奇跡に近かったようです。
  勿論、はじめてだったので、真円はできませんでした。
  そのうちの一粒で真珠のリングを作って頂きました。

画像の説明

  これが、愛おしくてたまりません。 
  このワンちゃんの頭のような真珠は、
  他のだれも同じ物は作れないでしょう。
  ちょっと嬉しくてたまりません。
  価値としては、バロックなので、
  真円真珠の足下にも及ばないのですが可愛いのです。

 「マダム、3個できたのは素晴らしい!」と現地で2年間、
  貝磨きをして下さっていた方達がおっしゃってくださっていました。
  このリングは私にとってはとても価値のある宝物です。

  話は少しずれてしまいました。
  もとにもどしましょう。

  核入れした真珠は篭に入れられ、いかだの下につるされます。
  フジツボや海藻がついてしまうので、
  2〜3年の間、頻繁に貝掃除をしながら育てます。
  途中では、台風が来たり、日照りで海水の温度が上がってしまったり、
  幾多の困難を乗り越えます。
  そして、やっと真珠はできてきます。

  殆どの真珠養殖が、篭の中にいれ、筏に吊るされるのですが、
  タヒチのラグーンを使った養殖場だけは、筏につるすのではなく、
  もう少し自由に育てられるそうです。
  周りを海で囲われているので、これができるのですね。
  ピーコックと呼ばれる神秘的な色の真珠が
  取れるのも分かるような気がします。

  収穫の時は、それはそれは、養殖業者みなさんドキドキしながら、
  育てて来た貝を開いて行きます。
  大きく美しい真珠がでてくるのを期待しての作業です。

  大粒で、巻きが良く、美しく輝く無傷の真珠が出て来た日には、
  皆さん有頂天になりとってもハッピーになります。
  それまでの苦労も一気に飛んで行きます。

  聖書の中でイエス様がこのようなことをおっしゃられています。

  「また天国は良い真珠を探している商人のようなものである。
   高価な真珠一個を見いだすと、行って持ち物をみな売り払い、
   そしてこれを買うのである。」
              マタイによる福音書13:45、46
 

  美しい高価だと何千年も前から言われている真珠が
  このようにして生まれて来ます。

  私たちは、この海からの贈り物を大切に使わせて
  いただきたいですね。


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